私どもの会社は、瓦の製造・販売と瓦葺きの施工・請負。
一般住宅リフォーム(屋根瓦葺き、雨漏り修理、屋根修理全般等)はもちろん、国宝重要建造物の修理などを手がけております。
かつて京と南都を結んだ街道の最終関門だった奈良阪の頂あたりに位置しております。
瓦造り・施工の伝統の技は、ものづくりにかける情熱とともに、1400年の歳月を経た今も脈々と受け継がれています。
創業は天平時代であって、祖先の名をとって又四郎谷と呼ぶ旧跡には往時の遺瓦が散在し屋号「瓦又」はこれに由来するものであります。
明暦年間現営業に移ってからは、代々南都諸大寺・各宮門跡寺院の御用瓦師として住古の瓦型と共にその業を伝承し、明治維新後は、宮内・文部等各省及び奈良県庁等各官庁の御用達を勤め、特に明治30年古社寺保存法による特別保護建造物最初の解体修理である新薬師寺本堂、次いで興福寺五重塔を拝命以来一族結束して、世界最大の瓦を使葺する東大寺大仏殿や奈良朝文化の粋たる御物収蔵の正倉院宝庫(校倉)等、国宝重要文化財建造物をはじめ、著名社寺の御用を果たしてきました。
戦後四天王寺仮金堂、法隆寺金堂、薬師寺東塔、正倉院新宝庫等の工事に従事し、昭和28年10月28日に鈴木瓦工業株式会社に組織変更。平成8年5月25日に株式会社瓦道に社名変更してからの業績は施工実績のとおりで、東は松嶋瑞厳寺から西は熊本城、鹿児島集成館と全国に渉っており近年は外国においても日本趣味の影響で、ハワイ・オーストラリア・スウェーデン等各地に輸出もしています。